てんかん

点頭てんかん(ウエスト症候群)、ミオクロニーてんかん部分発作、強直間代発作

発作の規模を小さくしたり、発作の回数を減らしたりすることができます。

親子のイメージ画像

当院は大正14年創業からの歴史の中で、あらゆる難病治療に対する研究を重ねてまいりました。
そこで頭部(脳)と全身の必要なツボ(核点と患部)に針を刺して、0.7mAの微弱電流を注入し、脳神経細胞を活性化させる療法「新脳針」を施し数多くの患者様の治療をしてきました。
90年以上となる歴史と治療カルテが証明する「新脳針療法」により、全国から数多くの患者様が来院されています。

てんかんについて

てんかんとは、大脳皮質神経細胞の過剰興奮によって起こるけいれんなどの発作性症状を繰り返す慢性疾患です。
てんかんは、年齢や性別など関係なく、誰にでも発症の可能性がある脳の病気です。脳の神経細胞を通る電気信号がいきなり激しい混乱を起こし、脳と身体の連携が乱れ、正しい情報の伝達ができなくなります。

身体が誤作動を起こし、手足がつっぱる、両手両足をバタバタさせる、意識をなくす、ボーっとする・・・などの症状が繰り返し起こります。
1回のみの発作や脳波異常のみで症状のないものは、てんかんと診断されません。

子どものイメージ画像

「発作」と「てんかん」の違いは、
「発作」という言葉は「突然、急激に症状が出現する」ことを言います。

例えば「心臓発作」や「めまい発作」などいろいろな言われ方をしますが、「てんかん発作」という言葉は脳の神経細胞の過剰な電気放電によって引き起こされた発作症状をいいます。

てんかんの種類と分類

てんかんの発作は、大きく分けて「部分てんかん」と「全般てんかん」があります。

てんかんの種類と分類の図

部分てんかん

脳の一部分が異常に興奮することで起こる発作です。

単純部分てんかん

本人の意識がはっきりしている発作です。手足がつっぱったり、まぶたや頬がぴくぴく動く部分的な運動機能の障害、実際にはないものが見える視覚や聴覚の異常、頭痛や吐き気などの自律神経の異常など症状はさまざまです。ほとんどの場合、5~10分程度でおさまります。

複雑部分てんかん

脳の側頭葉という部分で起こった場合は意識がはっきりしないまま急に動作を止めてボーっとする意識減損発作や、口をもぐもぐ動かしたり、目的のないような動きをくりかえす自動症という発作の症状がみられます。数秒~数分ほどで治まりますが、発作後に本人はそのときのことを覚えていません。
脳の前頭葉という部分に原因がある場合は大声やうめき声をだす傾向があります。また、激しく動くという特徴もあります。発作の時間は30秒ほどと短いのですが、1日のうちに何度もくりかえすことがあります。

特発性全般てんかん

主に小児~若年期に発病します。意識を失うことが多いですが手足のまひや脳の障害などの異常は見られません。

小児欠神てんかん

手足をがくがくさせる、いわゆる「けいれん」と呼ばれるものです。
強直発作は手足が突っ張り、歯を喰いしばりながら身体が硬直します。場合によっては意識がなくなり数秒間呼吸が止まることもあります。
欠神発作は数十秒の間、意識だけ失い動作が止まる発作です。就学前や小学生の子供にみられる発作です。

ミオクローニてんかん

体や手足の筋肉のどこか一部が収縮して一瞬ピクッとする発作です。連続して数回起こることもあります。光に誘発されることもあり寝起きや寝入り時に多くみられます。

点頭てんかん

小さな子供に起こる発作です。全身の筋肉が緊張し、カクンカクンと頭がおじぎをするように倒れる、両手をバンザイするようにふり上げるなどの動作が特徴です。脱力発作は全身の筋肉の緊張がゆるみ、力が抜けたかのように、崩れるように倒れてしまう発作のことです。

特発性てんかん

原因不明のてんかん

症候性全般てんかん

脳に原因があるてんかん
脳になんらかの障害や傷がつくことによって起こるてんかんです。

子どものイメージ画像

小児性のものは生まれつき脳に障害がみられる場合や、出産時に脳に損傷をきたした場合、乳幼児期のけが、髄膜炎や脳症などの感染症が原因で脳の一部が損傷して発症する場合があります。(ウエスト症候群・レノックス・ガストー症候群など)

成人後に起こるものは頭部の外傷、脳の血管障害や腫瘍、などが原因となります。また、認知症と診断された方のなかに、てんかんの場合があるので専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

てんかんの検査方法

検査方法の画像

・脳波検査
・CT
・MRI
・SPECT
・PET
・長時間記録ビデオ脳波モニター検査

てんかんの治療方法

抗てんかん薬での治療が主流となります。 脳神経細胞の異常興奮を抑えることが目的のため、「眠気」や「ふらつき」などの副作用も考えられ、徐々に投薬の量を増やし血中濃度など測定しながら効果の出方を見ていくのが一般的です。

その他、外科手術やケトン食療法(糖類や炭水化物を減らして脂質を増やすことで体内にケトン体を作る方法)ACHT療法(副腎皮質刺激ホルモン注射)、迷走神経刺激法(機械を埋め込み迷走神経を刺激する方法)などがあります。

てんかんに対する当院の取り組み

てんかんに対しての鍼灸・新脳針療法は、高い効果が期待できます。
てんかんの原因が脳のどの部分にあるかによって、言語や運動、知能に障害が起こります。子供の場合、発達障害をともなうこともあります。脳の神経細胞には興奮系の細胞と、興奮を抑える抑制系の細胞があり、てんかんの発作はこの2種類の細胞の働きのバランスが崩れることで起こります。

てんかん治療の画像

「新脳針」療法は、てんかんの起きている脳のエリアに針をさし、脳内の興奮状態を落ち着かせ身体や脳への血流を改善します。

新脳針の刺激は頭皮から脳波を介して脳室まで伝わり、その刺激は神経ネットワークを広げ他の脳を活性化させ、代償させる事で弱っている部の発達を補います。

発作の規模を小さくしたり、発作の回数を減らしたり最終的には減薬が目的です。
「新脳針」療法の後のマッサージや「小児はり」(刺さない皮膚刺激法)で、身体の緊張を防ぎ、気分を落ち着かせます。

効果の改善状態は人によって様々ですので、初診の際にはお一人お一人の状態を良くお聞きし、丁寧なカウンセリングを行い、症状にあった治療計画をご説明させていただきます。

患者様の声

患者様の声の画像
  • 発作の回数が減った
  • 発作の時間が短い
  • 精神的に落ち着いている
  • 針をしてもらった日はよく眠る
  • よく食べるようになった
  • 5年以上同じお薬の量で発作がない
  • 少量でも薬の効きが良い
  • 修学旅行に行けた

※体質や出ている症状に個人差があるように治療経過にも個人差があります。
※進行悪化を防ぐためには、できるだけ早い受診をおすすめ致します。
※治療開始から連続の治療は免疫ができ、脳神経により良い効果をあたえます。
※進行悪化を防ぎ日常生活動作など症状の改善が目的です。
※カウンセリングも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

使用する針について

当院では主に中国針を使用しています。(お子様には小児用の中国針を用います)
中国蘇州にて日本人の体質に合ったものを特別に注文しているので、しなやかで痛みも少なく治療効果も高いと考えます。
その他にも、より細い針(日本針)をご用意しておりますので「鍼は初めてで不安・・・」という方も安心して受診していただけます。

消毒について

当院で使用する針はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて、132℃ 20分の殺菌・消毒を行っております。
(厚生労働省、WHOの基準通りに行い、感染症の心配はありません)

※特別専用個人針(ご希望により有料で用意いたします)

氏名・有効期限を記入した専用ケースに入れて「殺菌」「消毒」をしっかり行い、厳重に「管理」し「保管」します。
一般使用の針に比べて、刺入時の痛みが少なく、精神的・肉体的にリラックスした状態で治療を受けていただけますので、より一層の治療効果が期待できます。

専用ケースの画像

※ディスポ針[使い捨て針](ご希望により有料で用意いたします)

ディスポ針の画像

当院では、どんな症状でも相談していただき、健康になっていただけるようにお手伝いさせていただきます。

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