発達障がい

広汎性発達障がい(自閉症・アスペルガー症候群など)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障(ADHD)、知的障害

発達や言葉の遅れを改善し、暴れたりパニックになる症状を落ち着かせ、
コミュニケーションがとれる様に導きます。

子どもの画像

堂島針灸接骨院には発達障がいに悩む多くの患者様が来院されております。
「真頭皮針(しんとうひしん)療法」で、一人でも多くの患者様が笑顔になっていただけるよう、スタッフ一同、真心をもってお手伝いさせていただきます。

もちろん効果スピードは人によって様々ですので、初診の際には当院の実績データを元にカウンセリングを行い、症状にあった治療計画をご説明させていただきます。

発達障がいについて

発達障がいとは生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ(かたより)により、発達の過程における行動やコミュニュケーション、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりに問題がある場合や、先天的に脳に機能障害があり、発達のおくれや知的障害、精神障害を伴うもので、社会生活に困難が発生する障害のことです。

発達障がいの原因と分類

現在の医学ではまだはっきりと分かっていません。
先天的な脳機能障害によるものとされており、そこに環境的な要因が影響しあって発達障がいを引き起こすのではないかと考えられます。

発達において重要な「脳のエリア」の一つとして、「前頭葉」があります。
「前頭葉」は脳の前部分にあり、思考、推測、人格の形成など人間特有の機能に関係しているところです。このエリアに障害があると、相手の気持ちを理解しにくかったり、その場にあった行動がとれない、計画的な行動がとれない、物事を整理整頓したり、理解できないなどの症状が発現します。

脳のイラスト

発達障がいはこの脳に部分の働きに何らかの偏りや異常があるとされ、思考よりも五感からの刺激を敏感に感じ取ってしまいます。そのため考えたり集中したりするのが苦手となるのです。

発達障がいはこのような先天的な脳の機能障害と、さまざまな環境要因が相互に影響して引き起こされる脳の障害であると考えられています。
決して育て方やしつけの問題ではありませんが、世間では「衝動的でわがままだ」「人の話を聞けない変わった人だ」などと誤解を受けたり、「本人の努力不足」や「親のしつけの問題」などとまちがった解釈や批判を受けたりすることも少なくありません。
今後の子育てにおいては、その子に合った対処法や子供たちを取り巻く環境が大いに影響すると考えます。

発達障がいの分類の画像

1. 広汎性発達障がい(自閉症スペクトラム)アスベルガー症候群・レット障害・小児期崩壊性障害
2. 学習障害(LD)
3. 注意欠陥多動性障害(ADHD)
4. 知的障害
に大きく分類されます。

小児期に「発達障がい」とわからず成人し、仕事ができない・人付き合いが苦手・優先順位がわからない・身の回りの処理ができない・・など、うつ状態で、悩み苦しんでいる大人のADHDも増えています

発達障がいの初期症状

・視線が合わない(表情が乏しく不自然 呼んでも振り向かない 抱っこを嫌がる)
・言葉の遅れ(言葉が出ない、オウム返し、ひとり言など 言葉の発達が遅れている)
・感覚過敏(音や光に敏感で耳をふさぐなど嫌がる。感触に敏感、こだわりがある。)
・感覚鈍麻(熱い寒い痛いなど感覚の反応が鈍い)
・忘れ物やうっかりの不注意が多い注意散漫(片付けや整理整頓 見通しをつけた行動、集中することが苦手)
・こだわりが強い(物の順番、スケジュールなどの変化が苦手、同じものでないといけないというこだわり、食べ物の好き嫌いがある、人見知りをしない、人見知りが多い)
・我慢できない(じっと座っていたり集中することが苦手、順番が待てない、すぐイライラする)
・周囲とのコミュニケーションが苦手(周りに合わせて行動することが苦手で一人遊びが多い、友達との距離感が分からない)
・不器用(力加減の調節が苦手、お箸や鉛筆が苦手など指先が不器用、運動面が苦手)
・学習面でのアンバランス(読む、書く、計算する、記憶するなど、できるものとできないものの差が激しい)

発達障がいの検査方法

発達障がいは発達の段階において、心配事が現れた時に初めてわかる疾患です。
発達障がいは(種類や症状にもよりますが)乳幼児期に疑われ始めることが多いです。
現在の医学では、画像診断や血液検査などで判明することはなく、医療機関で診断を受ける場合は、医師が問診や行動を観察し得た情報をもとに発達検査や知能検査を行います。

一般的な発達障がいの治療法

薬物的なアプローチ
医療機関では、多動やパニックになり奇声を発する、発作が起きるような特性症状に対して坑精神薬、抗てんかん薬などの薬物療法があります。根本的な治療ではなく症状を緩和させるために用います。 副作用などの心配もありますので、薬に頼りすぎないよう注意が必要です。

療育的なアプローチ
障害の症状を緩和させ社会に適応するために(治療+教育)療育という方法があります。
療育はその子の特性を理解した上で、得意な部分を伸ばし苦手な部分を工夫する生活環境の調整や社会生活を上手に過ごすための訓練や、コミュニケーションなど対人関係を上手に行うための訓練を行います。

発達障がいに対する当院の鍼灸治療

脳の機能不全の障がいと考えられる「発達障がい」に対して、お子様の発育に重要な脳のエリア(前頭前野)を中心に必要なツボに針を刺し、微弱電流を注入、脳神経と脊髄神経を刺激して神経細胞を活性化させることによって、成長・発育を促し、お子様が本来持つ力を引き出すことを目的に施術を行います。

発達障がいの治療の画像

子供のからだは常に成長し発達し続けています。
したがって子供の病気もその発達や成長の過程に応じて変わってきます。お子様の症状や発達段階により脳神経の刺激量とポイントを決めていきます。
当院の発達障がい治療は症状により、お灸(温灸)や、小児はり(皮膚刺激の刺さないはり)をします。

「真頭皮針」療法は脳の神経伝達物質を活性化させ、ホルモンバランスを整え、自律神経の働きを良くすることで、お子様の持つ本来の力を引き出して強化・調整します。
また、当院では脳が成長・発達段階にある早期治療をおすすめしております。

子どもの治療中の画像

「子供に鍼を受けさせるのは怖い・・」と思われる親御様も多いと思いますが、鍼は注射針のような太い針ではなく、髪の毛ほどの極、細い針を使用します。小鳥がえさを啄むくらいの痛みです。

効果の改善状態は人によって様々ですので、初診の際にはお一人お一人の状態を良くお聞きし、丁寧なカウンセリングを行い、症状にあった治療計画をご説明させていただきます。

堂島針灸接骨院の発達障がいに対する治療法 ※症状により内容は異なります

    [小児の真頭皮針療法]

  • 中医学に基づいた「経絡」と大脳生理学に基づいた「核点(ツボ)」による鍼灸治療
  • 小児はり(お子様のご年齢やお身体によっては小児はり(刺さないはり治療)からスタートします)
  • お灸(ツボを温めることで効果を促す)
  • 置き針(持続的に刺激を与えることにより効果を促す)
  • 個人に合わせた養生の指導(生活習慣・食事内容・適切な運動などをご提案)

これらを組み合わせ個人個人に合ったプログラムを提案します。

私たちの思い

「少し変わった子だね・・・」と、昔はクラスに一人か二人はいたものです。
わがままだと思われたり、親御さんのしつけのせいにされたりということがありました。
現在は医学が進み、「発達障がい」「自閉症スペクトラム」という診断がされるようになり、対人関係が苦手だったり、強いこだわりがあるということを「特性」としてとらえ、福祉や医療の面からのサポートが受けれるようになってきました。

ASDの子供を持つ親御さんは、「元気で毎日を過ごしてもらいたい・友達と楽しく過ごしてほしい・その子なりに成長してほしい・・・」という思いは共通です。
もちろん私達も同じ思いです。

発達障がいの成長の過程には個人差が大きくありますので、少しづつ、少しづつ・・
その子に合った成長を見守っていただきたいと思います。

最終的には、社会に出た時に一人で生きていけるような力をつけることができるよう!
私達にできることをお手伝いさせていただきたいと思います。

発達障がいの改善例(患者様の声)

言葉がどんどん増えていった(自閉症スペクトラム)

Kくん 4才 男児

来院されたときは3歳でした。(双子の弟くん)喋れない・コミュニケーションがとれない・多動・指示が通らないなど、発達おくれとASDの疑いがあり、治療開始。

患者様の声画像

【1回目】大泣き・ベルト使用
【4回目】指示が通るようになった。兄にやられっぱなしだったが、やり返すようになった
【6回目】「おにぎり」と言った!笑顔が増えた
【16回目】単語が増えている=「かして」「ママ」「イヤ~」など
【21回目】言葉、どんどん増えてきている。返事が出来るようになる。

初診時と比べると「落ち着き」「笑顔」「単語」もどんどん増え、成長が見られます。 ご家庭の都合で遠方へお引越しされることになり、当院への通院は終了となりましたが、この調子でKくんがどんどん成長していきますよう願っております。 大阪へお越しの際はぜひお立ち寄りください(^^♪

【お母さまからの治療のご感想&お手紙】
あばれまくる息子を理解して下さり、治療を受けれてとても嬉しかった。
阪口様のメールや電話でのご対応もよく、通いやすかったです。気持ちよく治療を受けれて本当に有難かった。ありがとうございました。

お写真ありがとうございました。こんなにポーズを決め、カメラ目線の写真は一枚もありません。感極まる思いです。
本当に本当にありがとうございました。

息子は病院で自閉症スペクトラム(ASD)と診断されました。

山田章文様(仮名)6才 男児

当初(4才)は多動がひどく、目も合いにくく、トイレもできない、言葉も喃語のようなものが少し出るくらいで「ママ」と呼んだことがなかった状態でした。

患者様の声画像

理解しているのかどうなのかもわからず、コミュニケーションが取れず 常に息子を追い掛け回している状態で、家族はへとへとになって一日を終える…そんな日が続いていました。 そんな中、こちらの針灸接骨院で子供の「発達おくれ」の治療をされていると聞き、可能性があるならかけてみよう という思いで、治療に通い始めました。
最初1週間は、毎日通いました!

当初は特に変化は何もなく、泣きながら治療を受けているわが子を見て少しかわいそうになるときもありましたが、1週間に1回の治療になった3か月目くらいで、「ママ」と私をみて呼ぶようになり、だんだん2語文、3語文が出るようになりました。
地元の学校の支援級に通っていますが、入学したときはトイレもできず紙パンツで通学していましたが、今はトイレもできるようになっています。
偏食もかなり改善され、給食も食べているようです。
小学校の先生からは「みんなと一緒の授業も落ち着いて座って聞いていることができるようになりました」と連絡をいただいています。
これからも治療を続け、少しづつ成長していけたらいいなと思います。

発達障がい 最新の症例/患者様の声

※体質や出ている症状に個人差があるように治療経過にも個人差があります。
※進行悪化を防ぐためには、できるだけ早い受診をおすすめ致します。
※治療開始から連続の治療は免疫ができ、脳神経により良い効果をあたえます。
※進行悪化を防ぎ日常生活動作など症状の改善が目的です。
※カウンセリングも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

使用する針について

当院では【個人専用針】・【使い捨て針】のどちらかをお選びいただけます。
個人・症状によって針の本数は異なります。

個人専用針 小児 5,400円 (半年更新)

氏名・有効期限を記入した専用ケースにて「殺菌」「消毒」を行い、滅菌庫にて厳重に「管理」「保管」します。※4~5回の治療ごとに新品の針に交換

当院は中国針を推奨し、中国蘇州にて日本人の体質に合ったものを特別注文しております。(お子様には小児用の中国針を使用)

針のサイズ(太さや長さ)は多数ございますので症状に合わせて使用します。

他にも、「鍼は初めてで不安…」という方や、症状・体質に合わせて、少し細めの日本針もご用意いたしますので、安心して受診していただけます。

消毒について

使用した個人専用針は当日中にオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて132℃ 20分の殺菌・消毒を行います。
※滅菌(増殖性を持つあらゆる微生物を完全に殺滅又は除去する状態を実現するための作用・操作)するのに必要な一般的な基準に応じて行っております。

専用ケースの画像

使い捨て針 1回治療1,100円

治療ごとに新しい針を使用します。
日本針のみとなります(※中国針はございません) ディスポ針の画像

当院では、どんな症状でも相談していただき、健康になっていただけるようにお手伝いさせていただきます。

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