パーキンソン病(PD)の鍼灸治療

進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン症候群、ふるえ(本態性振戦)

「手足のふるえが緩和され、身体が軽く歩きやすくなった」と喜びのお声多数あり!

堂島針灸接骨院にはパーキンソン病(PD)に悩む多くの患者様が来院されております。
「真頭皮針(しんとうひしん)療法」で、一人でも多くの患者様が笑顔になっていただけるよう、スタッフ一同、真心をもってお手伝いさせていただきます。

パーキンソン病治療風景の画像

パーキンソン病(PD)について

大脳には運動機能に重要な役割をもつ大脳基底核という領域があります。この大脳基底核の機能を調節するのが、中脳の黒質です。黒質の神経細胞は、運動や動作の情報を伝えるときに、神経細胞と神経細胞の間で神経伝達物質ドーパミンを放出します。パーキンソン病(PD)は、ドーパミンを放出する黒質の神経細胞が死滅するため、運動動作がうまくできなくなり、いろいろな障害が起こってくるのです。 パーキンソン病(PD)の3大運動症状として、「動作緩慢」「安静時振戦」「筋硬縮」であり、他に 手足の震え、歩きづらい(小刻み歩行・すくみ足)動作がゆっくりになる・・などの症状が主体となる疾患です。
パーキンソン病(PD)は症状である震えの特徴として、リラックスしているときや、筋肉を休めているときにふるえが発現します(安静時振戦)。

その他 自律神経症状として便秘や頻尿 立ちくらみ(起立性低血圧)などや、精神症状として不眠やうつ症状、認知障害などが発現することがあります。

脳のレントゲンの画像

また、進行してくると、体が前かがみ(前傾姿勢)突進歩行やバランスを崩したときに立ち直ることができなかったり(姿勢反射障害)表情が乏しくなってきたり(仮面様顔貌)字が書きにくい(書字困難・小字症)方向転換が困難・・・などの症状が発現することもあります。

好発年齢は50歳以降に発症しますが、稀に40歳未満で発症するケースもあります(若年性パーキンソン病)。 パーキンソン病(PD)には「家族性パーキンソン病(PD)」と言って、パーキンソン病(PD)全体の1割ほどが遺伝的因子によって起きると言われています。特に40歳以前に発症する若年性のパーキンソン病(PD)は、遺伝によるものが多いと言われています。

パーキンソン病(PD)の原因

パーキンソン病(PD)の原因は不明ですが、脳の中の中脳という場所でドーパミンという神経伝達物質を作り出す「黒質ドーパミン神経細胞」が少なくなることによって、発症すると考えられていますがまだ未解明の部分が多いのが現状です。

パーキンソン病(PD)の初期症状

治療中の画像

パーキンソン病(PD)の初期症状は、左右どちらかの手や足の震えや、歩きづらい、よくつまずくなどの症状から発症することが多く、徐々に同じ側の手や足、そして反対側にも症状が出現してきます(中には両側に発症する人、震えなどの症状が出ない方もおられます)。

一般的なパーキンソン病(PD)の検査方法

パーキンソン病(PD)の検査方法は、一般的によく行われるのが、微量の放射線を放出する薬を注射し、臓器への集まり具合を測定する「SPECT(スペクト)」という検査
パーキンソン病(PD)の診断においては、ドパミントランスポーターシンチグラフィやMIBG(エムアイビージー)心筋シンチグラフィなどが行われています。
また、脳の形態を見て診断の確認を行うために、脳のMRIやCTの撮影が行われることも多いです。
パーキンソン病(PD)の治療薬として使用される薬を服用することにより、効果があるかどうかを確認することで、パーキンソン病(PD)の診断に役立てられることもあります。

また、パーキンソン病(PD)と同じような症状(パーキンソニズム)を発現する疾患として
・脳血管性パーキンソニズム(脳梗塞や脳血管障害など)
・薬剤性パーキンソニズム(抗うつ剤、抗精神病薬など)
・多系統萎縮症
・進行性核上性麻痺
・大脳基底核変性症
…などがあります。

一般的なパーキンソン病(PD)の治療法

パーキンソン病(PD)は、薬物(投薬)療法が基本です。
薬物治療は、副作用の様子をみながら医師と相談して進めていく必要があります。
病気の進行そのものを止める治療法は現在までのところ開発されておらず、全ての治療は対症療法であるので、症状の程度によって適切な薬物(投薬)療法や手術を選択することになります。

・投薬療法:ドーパミンの不足を補うために抗パーキンソン薬の投与
・外科治療:DBS脳深部刺激療法
・再生治療:IPS細胞を用い神経細胞を再生させる研究がされています

パーキンソン病(PD)に対する当院の鍼灸治療

当院でのパーキンソン病(PD)に対する施術内容は「進行を遅らせる・今以上に進行させない・悪化させない」ことを目的としております。

お一人お一人の症状に合わせたツボに針を刺し、微弱電流を注入、脳神経と脊髄神経を刺激して神経細胞を活性化させることによって、手足のふるえや歩行困難・動作緩慢などの症状を緩和させ、随伴症状である便秘や首肩のこり、腰の痛み、不眠などを改善し、「進行悪化しにくい身体」作りを目指します。

パーキンソン病(PD)の患者様の多くは病院での投薬治療を受けられている方が多いですが、真頭皮療法と併用することでお薬の効きが良くなることや、長期服用によるジスキネジアなどの不随運動の緩和も期待できます。

また、パーキンソン病(PD)は進行性の難病のため早期治療をおすすめしております。医師による診断が降りていない場合でも当院の真頭皮針療法を受けていただけますので、お問い合わせくださいませ。

※症状には個人差がありすべての患者様に効果を保証できるものではありません

堂島針灸接骨院のパーキンソン病(PD)に対する治療法 ※症状により内容は異なります

[真頭皮針療法]
  • 中医学に基づいた「経絡」と大脳生理学に基づいた「核点(ツボ)」による鍼灸治療
  • お灸(ツボを温めることで効果を促す)
  • 吸い玉療法(硬くなった全身の緊張を和らげほぐす)
  • 置き針(持続的に刺激を与えることにより効果を促す)
  • 個人に合わせた養生の指導(生活習慣・食事内容・適切な運動などをご提案)
[関節「可動域」改善法(JO)]
  • ストレッチ(固縮した筋肉を伸ばす)
  • 温熱療法(血流が悪くなることにより冷えが生じるのを防ぐ)
  • 超音波療法(深部まで刺激する微細な振動により筋肉硬縮を緩和)
  • 個人に合わせた運動指導(筋力低下を防ぐための運動をご提案)

これらを組み合わせ個人個人に合ったプログラムを提案します。

当院の取り組みの画像 パーキンソン病鍼治療の画像

私たちの思い

パーキンソン病(PD)は長く時間をかけて向き合っていく病気です。

パーキンソン病(PD)と診断され、受け入れることが難しく、悩み、気落ちしてしまうことがあるかと思います。何もしたくない日は、カーテンを開けて、まずはお部屋でたくさん太陽を浴びてみるだけでも良いかと思います。

ですが、お身体を動かすことを自ら諦めてしまうと病気は進行してしまいますので、お仕事や趣味など積極的に続けていただきたいというのが私たちの思いです。

患者様が少しでも前向きな気持ちで日々を過ごしていただけるよう、スタッフ一同サポートさせていただきますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいませ。

パーキンソン病(PD)の改善例(患者様の声)

鍼治療開始から1ヶ月で手の震えが止まりました!

佐藤直子様(仮名)71歳 主婦

私は7年前にパーキンソン病を患いまして、手足の左側がふるえ、コップが持てなくなりました。
左足を引きずるようになり、又 便秘を繰り返しいつも暗い顔をしていました。
ある新聞に堂島針灸接骨院さんの鍼治療の記事がでてまして、藁にもすがる思いで尋ねてみました。

治療中の画像

すると!1ヶ月で手の震えが止まり、足を引きずるのも軽くなりました。
便秘は今も1週間に一度くらいありますが、下痢はここ3年位一度もありません。
体が軽くなりましたので、日常仕事(掃除、洗濯、炊事)はゆっくりですが自分で出来ます。
自分の足でどこへでも行けるというのは素晴らしいと実感しています。

パーキンソン病鍼灸治療 最新の症例/患者様の声

※体質や出ている症状に個人差があるように治療経過にも個人差があります。
※進行悪化を防ぐためには、できるだけ早い受診をおすすめ致します。
※治療開始から連続の治療は免疫ができ、脳神経により良い効果をあたえます。
※進行悪化を防ぎ日常生活動作など症状の改善が目的です。
※カウンセリングも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
※症状により治療の改善には個人差があります

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