脊髄小脳変性症(SCD)の鍼灸治療
オリーブ橋小脳萎縮症、間質性小脳萎縮症、皮質性小脳萎縮症、多系統萎縮症、
線条体黒質変性症、シャイ・ドレーガー症候群
「真頭皮針」を受けるようになってから進行悪化を感じない・・・!
堂島針灸接骨院には脊髄小脳変性症(SCD)に悩む多くの患者様が来院されております。
「真頭皮針(しんとうひしん)療法」で、一人でも多くの患者様が笑顔になっていただけるよう、スタッフ一同、真心をもってお手伝いさせていただきます。
脊髄小脳変性症(SCD)について
当院での脊髄小脳変性症(SCD)に対する施術内容は「進行を遅らせる・今以上に進行させない・悪化させない」ことを目的としております。
お一人お一人の症状に合わせてツボに針を刺し、微弱電流を注入、脳神経と脊髄神経を刺激して神経細胞を活性化させることによって、歩行困難・呂律のまわりにくさ・書字困難などの症状を緩和させ進行悪化を遅らせることを目的として施術を行います。
更に随伴症状である便秘や首肩のこり、腰の痛み、頭痛、不眠などを改善し、「進行悪化しにくい身体」作りを目指します。
また、脊髄小脳変性症(SCD)は進行性の難病のため早期治療をおすすめしております。医師による診断が降りていない場合でも当院の「真頭皮針療法」を受けていただけますので、お問い合わせくださいませ。
脊髄小脳変性症(SCD)の原因と分類
脊髄小脳変性症は運動失調を主な症状とした、小脳、脳幹、脊髄などの神経細胞が徐々に脱落する神経変性疾患の総称で原因は、まだ充分にわかっていません。又、脊髄小脳変性症にはいくつかの分類が存在し、遺伝性の有無や遺伝形式によって症状が様々です。代表的な分類は下記の通りです。
遺伝性 30%
SCA3(脊髄小脳失調症3型、マシャド・ジョセフ病)
- 偏桃体や小・中脳に萎縮がみられるもの
- 若年発症では、運動緩慢、ジストニア、つっぱりが主症状。
DRPLA (歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)
- ミオクローヌス(ピクッとする付随意運動)を含むてんかんや、精神性発達遅滞または痴呆、小脳性運動失調症が主症状。
- 小脳性失調の他に、アテトーゼ(ゆっくり起こる不随意運動)、性格変化、痴呆などが主症状。
SCA6(脊髄小脳変性症6型)
発症は中年期が多く、ゆっくりと進行する小脳症状(ふらつきや呂律不良など)があり、比較的予後の良い脊髄小脳変性症である。※画像検査では小脳萎縮を認めるが、脳幹その他には萎縮が認められないのが特徴
非遺伝性(孤発性)70%
多系統萎縮症(MSA)
-
オリーブ橋小脳萎縮症 … 小脳・脳幹に障害
パーキンソニズム(筋固縮、動作緩慢、振戦など)で発症。病初期にはパーキンソン病との区別が難しくパーキンソン病の薬が効かない。
-
シャイ・ドレーガー症候群(SDS) … 脊髄に障害
自律神経障害(起立性調節障害、排尿障害、インポテンツ、発汗障害)などで発症する。
-
皮質性小脳萎縮症(CCA) … 小脳に障害
小脳に神経変性が起こり、小脳性運動失調が主体で他の症状は目立たない。
高齢発症で進行は比較的遅い。
症候性小脳変性症。アルコールや薬剤により発症する。
脊髄小脳変性症(SCD)の症状
脊髄小脳変性(SCD)症の初期症状は、パーキンソンニズム、歩行時のふらつきや、よく転倒するなどの症状から発症し、徐々に歩行が困難になり、字が書きにくい・しゃべりにくい(呂律がまわりにくい)・・などの症状が発現します。
【主な症状・初期症状】
- まっすぐに歩けず、ふらつく
- 呂律が回りにくい(構音障害)
- 字が書きにくい(書字困難)
- 動作が遅くなり、歩幅が狭くなる
- 方向転換時に転びやすい
- 表情が乏しい
- 起立性低血圧(急に起きたり立ち上がったりすると、急激に血圧が下がることがあるため、立ちくらみや失神する事がある)
- 排尿障害(頻尿、失禁)
- 手足の痩せ
- 体温調整が難しく汗をかきにくい
- 嚥下困難
- 手足のつっぱり
- 歩行困難
- 便秘
一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の検査方法
一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の検査方法はMRIやCTとなります
歩行時のふらつき治療等の運動失調症状がみられ、MRIやCTで他の疾患(脳血管障害、脳腫瘍、感染症、自己免疫疾患、栄養素欠乏、中毒など)の疑いがなければ『脊髄小脳変性症(SCD)』と診断されます。
MRIやCTでは進行すると小脳に萎縮が見られます。
また、遺伝性のものは遺伝子検査によって病型が区別されます。
一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の治療方法とリスク管理
脊髄小脳変性症は現在の医学では治療法が確立されていない難病です。
脊髄小脳変性症の治療法として西洋医学では、服薬(セレジストなど)・運動障害に対するリハビリテーションが治療の中心となります。
脊髄小脳変性症におけるリスク管理として
ふらつきによる転倒/起立性調節障害による転倒/体温調節障害による熱中症など/嚥下障害による誤嚥 /寝たきりによる褥瘡/脱水/排尿障害・・・などがあげられます。
十分注意して周りもサポートし、生活するようにお願いします。
脊髄小脳変性症に対する当院の鍼灸治療
当院での脊髄小脳変性症(SCD)に対する施術内容は「進行を遅らせる・今以上に進行させない・悪化させない」ことを目的としております。
お一人お一人の症状に合わせてツボに針を刺し、微弱電流を注入、脳神経と脊髄神経を刺激して神経細胞を活性化させることによって、歩行困難・呂律のまわりにくさ・書字困難などの症状を緩和させ進行悪化を遅らせることを目的として施術を行います。
更に随伴症状である便秘や首肩のこり、腰の痛み、頭痛、不眠などを改善し、「進行悪化しにくい身体」作りを目指します。
また、脊髄小脳変性症(SCD)は進行性の難病のため早期治療をおすすめしております。医師による診断が降りていない場合でも当院の「真頭皮針療法」を受けていただけますので、お問い合わせくださいませ。
※症状には個人差がありすべての患者様に効果を保証できるものではありません
堂島針灸接骨院の脊髄小脳変性症(SCD)に対する治療法 ※症状により内容は異なります
[真頭皮針療法]
- 中医学に基づいた「経絡」と大脳生理学に基づいた「核点(ツボ)」による鍼灸治療
- お灸(ツボを温めることで効果を促す)
- 吸い玉療法(硬くなった全身の緊張を和らげほぐす)
- 置き針(持続的に刺激を与えることにより効果を促す)
- 個人に合わせた養生の指導(生活習慣・食事内容・適切な運動などをご提案)
[関節「可動域」改善法(JO)]
- ストレッチ(固縮した筋肉を伸ばす)
- 温熱療法(血流が悪くなることにより冷えが生じるのを防ぐ)
- 超音波療法(深部まで刺激する微細な振動により筋肉硬縮を緩和)
- 個人に合わせた運動指導(筋力低下を防ぐための運動をご提案)
これらを組み合わせ個人個人に合ったプログラムを提案します。
私たちの思い
脊髄小脳変性症(SCD)は進行性の難病です。
自分の意志と関係なく、歩くときにふらつく、話そうとする時に呂律が回りにくく、相手にちゃんと言いたいことが伝わらず何回も聞き返されることもあるでしょう。
外出するのもおっくうになり人と会うのも避けてしまう・・・。
鉛筆やペンが思うように持てず字が書きにくくなる・・・。
でも、諦めないでほしいのです!
ふらついたときに、しっかり自分の体を支えられるように、筋力を落とさないように運動する!
しゃべりにくいけれど、ゆっくりで良いのでおしゃべりしてほしい!声を出してほしい!
書きづらくても文字を書いてほしい!
現在、ご自身が出来ることを継続させるために。少しでも脊髄小脳変性症の進行を防ぐために・・・。
今まで通り仕事や趣味はできるだけ続け、社会や人との関わりの中で生活していくように前向きな考えでご提案させていただきます。
ご自身にできることを今までと同じように積極的に行い、「真頭皮針療法」と併用することにより、できる限りのお力となり 生きる勇気と希望を持ち生活できるよう、私達もサポートさせていただきます。 一緒に頑張りましょう!
もちろん効果の改善状況は人によって様々ですので、初診の際にはお一人お一人の状態を良くお聞きし、丁寧なカウンセリングを行い、脊髄小脳変性症の症状に合った鍼による治療計画をご説明させていただきます。
どんな小さなことでもご相談ください。
脊髄小脳変性症(SCD)の改善例(患者様の声)
2年半前に発症!今も元気で仕事ができています
大道武夫様(仮名)45歳 男性
MRIで小脳萎縮があり、運動失調・呂律困難・歩行障害で緩徐進行中と医師から「脊髄小脳変性症」診断されました。
運動失調の為、目的の運動に関係する様々な動きの協調性が悪くなるらしく、何かをつかむときや文字を書くことが困難となっていました。
また、2つのことを同時に支持されると理解できないことがあり、これは「小脳が萎縮するにあたり大脳が引っ張られている部分もあるのではないか」という医師からの見解でした。
脳神経内科の担当医からは、治療法がなく定期的な診察を繰り返すのみで、2か月に1回の診察で前回との変化確認のみの診察だけとなっていました。杖を着いて歩けてはいるが、走ったり飛んだりすることができず、進行を感じるようになり何とか進行を遅らせ日常生活を元気に送れることはないかと堂島針灸接骨院さんを受診しました。正直効くかどうかはわからないながら10回毎日通いました!
その後は一週間に3回の鍼灸治療で通い、1年経った今は一週間に1回のペースです。治療3回目くらいで、杖を付かずに歩けるようになりました(不安なので持ってはいますが・・)。脊髄小脳変性症の診断を受けた時は落ち込み、毎日辛かったですが、鍼灸治療を継続するうちに、メンタル面でも前向きになれるようになってきました。
振り返るときにふらつき、転倒しそうになりますが、気を付けるように意識できるようになりました。自宅でも女房がスクワットに付き合ってくれます。
治療開始から1年半が経ち、就職するために職業訓練センターにも通い、何回もチャレンジしてようやくある企業に受かり毎日働くことができています!
仕事が休みの時も毎日8000歩~10000歩は歩くようにしており、毎日体調もよく、進行はほとんど感じなくなりました!
4年前のMRIと変化がないと言われた
渡 啓助様(仮名)70歳 男性
小脳に委縮があり脊髄小脳変性症と診断されたのは5年前。
平衡感覚を失って足取りがおぼつかなくなり、ふらつき、呂律が回らず、文字が書きにくくなり階段では手すりがないと上り下りできなくなっていました。
右側に傾く癖があり、右足首をよく捻挫することが多かったです。
今もまだ、人と接し教育する側の仕事をしているので何とか進行しないように治療はないものかと「脊髄小脳変性症」とインターネットで検索し、堂島針灸接骨院さんを見つけました。最初3か月間はほぼ毎日のように治療に通いました。
持病の耳鳴りが小さくなり、少し歩きやすくなり、歩くスピードも速くなった気がします。
右足首の捻挫はしょっちゅうしてしまい、特にでこぼこした道を歩くと必ず捻挫するのですが、それでも以前より歩き易くなっています。
治療開始から1年が過ぎ、通院間隔も1週間に1回のペースになりましたが、朝方のフラツキはあるものの、仕事も少し減らしながらも続けています。
呂律も回りにくく聞き直されることもたまにはありますが、ゆっくりしゃべるようにしています。
筋力を落とさないためにも、毎日1時間半くらい散歩は続けています。
先日、自転車で転倒し肋骨を骨折してしまいましたが・・・散歩は続けています(笑)(とうとう家族から自転車に乗るのを禁止されました)
4年ぶりにMRIを取りましたが、4年前の画像と比べて小脳の委縮は変わっていないとのことでした!年齢のせいなのか?少しずつフラツキが出ていますが、このまま脊髄小脳変性症の大きな進行がないように、「真頭皮針」治療を続けていきたいと思っています。
5年経った今でも自分で歩けています!
笹本有輔様(仮名)40歳 男性
脊髄小脳変性症と診断され、あまりこの病気に対して調べることをしていませんでした。
調べると良くない事ばかり書かれているので…
ですが、ある日ふと調べた時に、真頭皮針治療を知り、堂島針灸院が力を入れていることを知りました。
ものは試しにと思い、一度治療を受けてみたところ治療後は体が軽くなったような感覚を覚えたのを記憶しています。
通いはいじめて一年以上経ちますが、脊髄小脳変性症の症状がすごくゆっくりになっているのは、堂島針灸院さんのおかげだと思っています。
この病気は5年ほどで進行が早いと歩けなくなるという情報もありましたが、5年経った今でも自分で歩けていますし、誰の介護も必要としていません。
これは針のお陰なのだと思っています。
自宅は遠方であり、関西まで通うのは大変ですが、旅行気分で楽しみながら通えています。
1~2か月毎に堂島針灸院さんに来ます。治療は2回治療とその日は宿泊し、翌日2回治療の計4回治療を受けています。
スタッフの方も親切丁寧で人当たりも良くて、大阪駅からも近いのでアクセスもよく安心して通えています。
脊髄小脳変性症(SCD)鍼灸治療 最新の症例/患者様の声
- 2024/08/14 頭の痛みは取れて、「すっきりした…!」(50代/男性)
- 2024/08/11 鍼灸治療を医師から否定的ではなく|多系統萎縮症(60才/T様/主婦)
- 2024/08/09 新規患者様からのお問合せ(2024年7月)
- 2024/08/07 脊髄小脳変性症|頭の違和感が取れて来た(70代/女性)
- 2024/07/21 MRI画像も昨年と変わりない|多系統萎縮症(60代/女性/主婦)
※体質や出ている症状に個人差があるように治療経過にも個人差があります。
※進行悪化を防ぐためには、できるだけ早い受診をおすすめ致します。
※治療開始から連続の治療は免疫ができ、脳神経により良い効果をあたえます。
※進行悪化を防ぎ日常生活動作など症状の改善が目的です。
※カウンセリングも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
よくある質問(脊髄小脳変性症(SCD))
Q脊髄小脳変性症を患っています。現在、日常生活は普通の人と同じ動きができます。「明確な発症」と「小脳の萎縮の進行」を遅らせる目的に対しても真頭皮針療法は有効でしょうか?
当院で行う施術は難病の進行悪化を防ぐことです。真頭皮針療法は脳内の血流を促し、脳神経細胞を活性化させ、小脳が萎縮していくことを防ぐように、また、お悩みの症状(ふらつき、滑舌が悪いなど)に対して、緩和・あるいは進行を遅らせることを目的として施術を行います。萎縮した脳を元に戻すことは出来ませんが、真頭皮針療法を開始してからのMRI検査で、進行が見られていない(小脳に変化がない)と医者から診断されている患者様もおられます。
Q脊髄小脳変性症による呂律のまわりにくさ、ふらつきがひどく、真っ直ぐ歩けません。筋力の低下等の主な症状があります。現在杖歩行ですが、杖でも長い時間歩行する事が出来ません。このような症状でも改善可能でしょうか?
当脊髄小脳変性症というのは運動を司る小脳が萎縮しているので、真っ直ぐ歩くことが困難になったり、滑舌が悪くなります。当院の施術は萎縮している脳そのものを改善させるわけではなく、お悩みの症状(ふらつき、滑舌が悪いなど)に対して、緩和・あるいは進行を遅らせることを目的に施術を行います。
筋力低下が進まないようご自宅で出来る運動や体操といった内容もアドバイスさせていただきます。
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