脊髄小脳変性症(SCD)の鍼灸治療

オリーブ橋小脳萎縮症、間質性小脳萎縮症、皮質性小脳萎縮症、多系統萎縮症、
線条体黒質変性症、シャイ・ドレーガー症候群

「楽に歩けるようになった!」、「スムーズに話せるようになった!」
の喜びを実感してください!

階段の上りの画像

堂島針灸接骨院には、脊髄小脳変性症(SCD)に悩む患者様が毎日来院されております。そのため当院は大正14年創業からの歴史の中で、脊髄小脳変性症(SCD)や多系統萎縮症(MSA)その他の難病治療に対する研究を重ねてまいりました。そこで頭(頭皮)と全身の必要なツボ(核点と患部)に針を刺して、0.7mAの微弱電流を注入し、脳神経細胞を活性化させる治療法で取り組んでまいりましたが、新たに脊髄神経からのアプローチをプラスした「真頭皮針(しんとうひしん)」療法で個人個人に合った治療計画を作成し、一人でも多くの方が笑顔になり幸せになっていただけるよう、スタッフ一同、真心を持ってお手伝いさせて頂きます。

脊髄小脳変性症(SCD)について

脊髄小脳変性症(SCD)は歩行時のふらつきや呂律がまわりにくいなどの運動失調を主な症状とする疾患です。
運動失調症状として、眼振[がんしん]やものを取ろうとして目測を誤ったり、手が震えたり(企図振戦[きとしんせん])うまくつかみにくかったり、字が書きにくくなるなどの症状が発現することがあります。
また、自律神経症状としてトイレの回数が多い、きちんと出にくい、漏れる・・などの排尿障害や、たちくらみ(起立性低血圧)などの症状が発現することがあります。
脊髄小脳変性症の発症は中年期以降に多いですが、病型によっては小児期にも発症します。
脊髄小脳変性症は日本では比較的多い難病で全国に約2万人の患者様がいるといわれており、国の特定疾患に指定されています。

脊髄小脳変性症(SCD)の原因と分類

脊髄小脳変性症は運動失調を主な症状とした、小脳、脳幹、脊髄などの神経細胞が徐々に脱落する神経変性疾患の総称で原因は、まだ充分にわかっていません。又、脊髄小脳変性症にはいくつかの分類が存在し、遺伝性の有無や遺伝形式によって症状が様々です。代表的な分類は下記の通りです。

遺伝性 30%

SCA3(脊髄小脳失調症3型、マシャド・ジョセフ病)

  • 偏桃体や小・中脳に萎縮がみられるもの
  • 若年発症では、運動緩慢、ジストニア、つっぱりが主症状。

DRPLA (歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)

  • ミオクローヌス(ピクッとする付随意運動)を含むてんかんや、精神性発達遅滞または痴呆、小脳性運動失調症が主症状。
  • 小脳性失調の他に、アテトーゼ(ゆっくり起こる不随意運動)、性格変化、痴呆などが主症状。

SCA6(脊髄小脳変性症6型)

発症は中年期が多く、ゆっくりと進行する小脳症状(ふらつきや呂律不良など)があり、比較的予後の良い脊髄小脳変性症である。※画像検査では小脳萎縮を認めるが、脳幹その他には萎縮が認められないのが特徴

非遺伝性(孤発性)70%

多系統萎縮症(MSA)

  • オリーブ橋小脳萎縮症 … 小脳・脳幹に障害

    パーキンソニズム(筋固縮、動作緩慢、振戦など)で発症。病初期にはパーキンソン病との区別が難しくパーキンソン病の薬が効かない。

  • シャイ・ドレーガー症候群(SDS) … 脊髄に障害

    自律神経障害(起立性調節障害、排尿障害、インポテンツ、発汗障害)などで発症する。

  • 皮質性小脳萎縮症(CCA) … 小脳に障害

    小脳に神経変性が起こり、小脳性運動失調が主体で他の症状は目立たない。
    高齢発症で進行は比較的遅い。
    症候性小脳変性症。アルコールや薬剤により発症する。

脊髄小脳変性症(SCD)の症状

脊髄小脳変性(SCD)症の初期症状は、パーキンソンニズム、歩行時のふらつきや、よく転倒するなどの症状から発症し、徐々に歩行が困難になり、字が書きにくい・しゃべりにくい(呂律がまわりにくい)・・などの症状が発現します。

【主な症状・初期症状】
  • まっすぐに歩けず、ふらつく
  • 呂律が回りにくい(構音障害)
  • 字が書きにくい(書字困難)
  • 動作が遅くなり、歩幅が狭くなる
  • 方向転換時に転びやすい
  • 表情が乏しい
  • 起立性低血圧(急に起きたり立ち上がったりすると、急激に血圧が下がることがあるため、立ちくらみや失神する事がある)
  • 排尿障害(頻尿、失禁)
  • 手足の痩せ
  • 体温調整が難しく汗をかきにくい
  • 嚥下困難
  • 手足のつっぱり
  • 歩行困難
  • 便秘

一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の検査方法

一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の検査方法はMRIやCTとなります
歩行時のふらつき治療等の運動失調症状がみられ、MRIやCTで他の疾患(脳血管障害、脳腫瘍、感染症、自己免疫疾患、栄養素欠乏、中毒など)の疑いがなければ『脊髄小脳変性症(SCD)』と診断されます。

MRIやCTでは進行すると小脳に萎縮が見られます。
また、遺伝性のものは遺伝子検査によって病型が区別されます。

検査方法の画像

一般的な脊髄小脳変性症(SCD)の治療方法とリスク管理

脊髄小脳変性症は現在の医学では治療法が確立されていない難病です。
脊髄小脳変性症の治療法として西洋医学では、服薬(セレジストなど)・運動障害に対するリハビリテーションが治療の中心となります。

脊髄小脳変性症におけるリスク管理として

ふらつきによる転倒/起立性調節障害による転倒/体温調節障害による熱中症など/嚥下障害による誤嚥 /寝たきりによる褥瘡/脱水/排尿障害・・・などがあげられます。
十分注意して周りもサポートし、生活するようにお願いします。

脊髄小脳変性症に対する当院の鍼灸治療

堂島針灸接骨院の脊髄小脳変性症の鍼治療法は、小脳(後頭部)の損傷部分のエリアを中心に手や足の全身の必要なところに鍼(真頭皮針)やお灸(温灸)を行い、脳神経細胞を活性化させる「真頭皮針療法(しんとうひしん)」です。
脊髄小脳変性症の症状である、ふらつき、呂律のまわりにくさ、書字困難などの症状を改善し、随伴する便秘や首・肩のこり、腰の痛み、身体のこわばり等の症状に対してもこの真頭皮針による鍼治療を行い、全身的に調子を整え病気の進行悪化を遅らせます。

堂島針灸接骨院の脊髄小脳変性症(SCD)に対する治療法

  • 「真頭皮針療法」(大脳生理学に基づいた脊髄小脳変性症(SCD)に関係するエリア・核点(ツボ)に針を打ち微弱電流を流し神経のネットワークを広げ、脳神経細胞を活性化させる)
  • 中医学に基づいた「経絡」による鍼灸治療
  • お灸(ツボを温めることにより効果促進させる)
  • 置き針(持続的に刺激を与えることにより効果を促す)
  • ストレッチ(固縮した筋肉を伸ばす)
  • マッサージ・指圧(血流を良くすることにより、柔軟な筋肉を保持)
  • 吸い玉療法(硬くなった全身の緊張を和らげほぐす)
  • 関節「可動域」改善法
  • 温熱療法(血流が悪くなることにより冷えが生じるのを防ぐ)
  • 超音波療法(深部まで刺激する微細な振動により筋肉硬縮を緩和)
  • 個人に合わせた養生の指導(ご自身でもできる食事指導等、日常生活からのアドバイス)
  • 個人に合わせた運動の指導(簡単な日々の運動が筋力低下を防ぎます)

これらを組み合わせ個人個人に合ったプログラムを提案します。

真頭皮針療法の治療の画像

脊髄小脳変性症(SCD)の患者様の多くは、病院での服薬治療を受けている方が多く、「真頭皮針療法」と併用することでお薬の量を減らせたり、症状を悪化させることなく何年も維持されている方がおられます。
効果や改善の程度は人によって様々ですので、初診の際にはお一人お一人の状態を良くお聞きし、丁寧なカウンセリングを行い、症状にあった脊髄小脳変性症(SCD)の鍼治療法(治療計画)をご説明させていただきます。
どんな小さなことでもご相談ください。

早期のご受診をお勧めしており、病院での診断が出ていない方や原因が不明といわれている方でもまずはお気軽にご相談下さい。

私たちの思い

脊髄小脳変性症(SCD)は進行性の難病です。
自分の意志と関係なく、歩くときにふらつく、話そうとする時に呂律が回りにくく、相手にちゃんと言いたいことが伝わらず何回も聞き返されることもあるでしょう。

外出するのもおっくうになり人と会うのも避けてしまう・・・。
鉛筆やペンが思うように持てず字が書きにくくなる・・・。

でも、諦めないでほしいのです!
ふらついたときに、しっかり自分の体を支えられるように、筋力を落とさないように運動する!
しゃべりにくいけれど、ゆっくりで良いのでおしゃべりしてほしい!声を出してほしい!
書きづらくても文字を書いてほしい!
現在、ご自身が出来ることを継続させるために。少しでも脊髄小脳変性症の進行を防ぐために・・・。

今まで通り仕事や趣味はできるだけ続け、社会や人との関わりの中で生活していくように前向きな考えでご提案させていただきます。

ご自身にできることを今までと同じように積極的に行い、「真頭皮針療法」と併用することにより、できる限りのお力となり 生きる勇気と希望を持ち生活できるよう、私達もサポートさせていただきます。 一緒に頑張りましょう!

もちろん効果の改善状況は人によって様々ですので、初診の際にはお一人お一人の状態を良くお聞きし、丁寧なカウンセリングを行い、脊髄用脳変性症の症状に合った鍼による治療計画をご説明させていただきます。
どんな小さなことでもご相談ください。

脊髄小脳変性症(SCD)の改善例(患者様の声)

5年経った今でも自分で歩けています!

笹本有輔様(仮名)40歳 男性

脊髄小脳変性症と診断され、あまりこの病気に対して調べることをしていませんでした。
調べると良くない事ばかり書かれているので…

ですが、ある日ふと調べた時に、真頭皮針治療を知り、堂島針灸院が力を入れていることを知りました。
ものは試しにと思い、一度治療を受けてみたところ治療後は体が軽くなったような感覚を覚えたのを記憶しています。

通いはいじめて一年以上経ちますが、脊髄小脳変性症の症状がすごくゆっくりになっているのは、堂島針灸院さんのおかげだと思っています。

治療中の画像

この病気は5年ほどで進行が早いと歩けなくなるという情報もありましたが、5年経った今でも自分で歩けていますし、誰の介護も必要としていません。
これは針のお陰なのだと思っています。

自宅は遠方であり、関西まで通うのは大変ですが、旅行気分で楽しみながら通えています。
1~2か月毎に堂島針灸院さんに来ます。治療は2回治療とその日は宿泊し、翌日2回治療の計4回治療を受けています。
スタッフの方も親切丁寧で人当たりも良くて、大阪駅からも近いのでアクセスもよく安心して通えています。

脊髄小脳変性症(SCD)鍼灸治療 最新の症例/患者様の声

※体質や出ている症状に個人差があるように治療経過にも個人差があります。
※進行悪化を防ぐためには、できるだけ早い受診をおすすめ致します。
※治療開始から連続の治療は免疫ができ、脳神経により良い効果をあたえます。
※進行悪化を防ぎ日常生活動作など症状の改善が目的です。
※カウンセリングも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

使用する針について

当院では主に中国針を使用しています。(お子様には小児用の中国針を用います)
中国蘇州にて日本人の体質に合ったものを特別に注文しているので、しなやかで痛みも少なく治療効果も高いと考えます。
その他にも、より細い針(日本針)をご用意しておりますので「鍼は初めてで不安・・・」という方も安心して受診していただけます。

消毒について

当院で使用する針はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて、132℃ 20分の殺菌・消毒を行っております。
(厚生労働省、WHOの基準通りに行い、感染症の心配はありません)

※特別専用個人針(ご希望により有料で用意いたします)

氏名・有効期限を記入した専用ケースに入れて「殺菌」「消毒」をしっかり行い、厳重に「管理」し「保管」します。
一般使用の針に比べて、刺入時の痛みが少なく、精神的・肉体的にリラックスした状態で治療を受けていただけますので、より一層の治療効果が期待できます。

専用ケースの画像

※ディスポ針[使い捨て針](ご希望により有料で用意いたします)

ディスポ針の画像

当院では、どんな症状でも相談していただき、健康になっていただけるようにお手伝いさせていただきます。

▲