患者様の声【症状別】

現在発作が起きていません|小児てんかん(2才半 男児)

カテゴリ:てんかん

小児の鍼灸治療「てんかん」

小児てんかんは、身体に異常がないのにけいれん発作を起こし、それが何度も繰り返される病気です。

てんかんにもいろいろありますが、一番早い時期に現れるのが 首のカクンカクンと前に倒す動作を繰り返し、同時に手足を曲げたり伸ばしたりします。幼児になると大発作、小発作と呼ばれるてんかんが起こります。

てんかんの原因は、後頭部に胎児期や出産時に脳に損傷を受けたり、脳挫傷や脳炎などの病気、頭部のけがなどが考えられますが、原因不明のものもあります。

ー症例ー
右後頭部の脳波に異常が認められ、症候性部分てんかんと診断されたKちゃん(男児2才半)は月に数十回のけいれん発作をおこし、泣くことも言葉も発することができない状態でした。

6回の治療により、初めて声をあげて泣くようになり便も自力で出せるようになりました。

26回目の治療後、脳波検査を行ったところ 脳波の乱れがなくなったとのことです。

現在30回目の治療を過ぎましたが、月20回以上あった発作が 2か月間起きていません。

治療継続中です。

▲