患者様の声【症状別】

腱鞘炎(60代 女性)

カテゴリ:首・肩・背中・上肢の症状

1週間前、料理中にトングを使い肉を持ち上げようとした際に前腕部に激痛が走り、その後痛みが引かない為、来院されました。

利き手の負傷でなおかつ書字も不可能であり、かなり日常生活にも支障がある状態でした。

また、手首も腫れていて小指側の腱に圧痛が強くみられました

しかし、このような激痛がトングで肉を掴んだだけで起きるのかと疑問に思い、

「普段から手に何か症状はありますか? 」と質問すると

「2年ほど前から冷たい感じがする」と仰いました。

そこで血行障害や神経の圧迫などがないか調べると、肩に前腕まで放散する圧痛点があり、そのポイントを治療すると手の冷感は改善していきました

その後、腱に対しての治療を行い、さらに負傷部をサポートする様テーピングを施しました。

その後も通院して頂き、1ヶ月程で包丁を持って料理ができるほどに回復し、その後も徐々にできることも増え約3ヶ月で完治しました

 

今回の患者さまは、普段から腕の血行や神経の流れが悪いことによって軽微な負荷で痛めてしまった例であると考えます。

普段から妙に腕がだるいとか、冷たい感じがするなどの症状をお持ちの方は、お早めにご相談下さい

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