カテゴリー: 小児の難病・その他

起立性調節障害(15歳 男児)

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2ヶ月前に食事中にけいれんを起こし、クリニックを受診したところ「起立性調節障害」との診断を受けたようです。

主な症状としては
・不眠
・朝が起きれない
があり、学校への登校も辛い日があるようです

自律神経の調節を目的に針灸治療をスタート

治療2回目
初診日のあとは2ヶ月振りによく眠れた。
学校へも登校することができた!と初回から嬉しい変化が!

治療3回目
夜中に何度か目が覚めたが、基本的には眠れています。

治療6回目
ある程度、眠れる日が増えてきているが、不安定ではある。

治療10回目
夜は眠れているが、日中に疲れてウトウトしてくる。イライラすることが多い。
はじめは交感神経が優位にはたらき、感覚が敏感になることで、針も痛がっていたが、過敏に反応することが無くなった。

治療15回目
全体としては落ち着いてきたが、学校に行くと疲労が大きい。

治療16回目
学校へも普通に登校し、クラブや勉強にも励んでいる。寝つき、眠りともに安定してきて、心にも余裕が持てている。

 

<治療の進め方として>
睡眠がうまく取れないうちは、治療間隔を詰めて自律神経を落ち着かせることを第一に考えていきました。
次に、睡眠がある程度取れるようになってからは、治療間隔も少し抑え、体の回復を促す針灸治療を行っていきました。

現在は治療は終了しており、元気に学校生活を過ごされているようです(^-^)v

 

脳室周囲白質軟化症(PVL) 1歳5ヶ月 男児

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早産で産まれ、約2ヶ月保育器に入っていた◯◯くん。

来院当時は9ヶ月(修正月齢6ヶ月)で主な症状として
・四肢の緊張
・首がすわらない
・目が合わない(追視しない)
といった事が気になると来院されました。

はじめは「四肢の緊張の緩和」を目標に針灸治療をスタート。

治療3回目
手の緊張が少しましで、動きに幅が出てくる。

治療5回目
眼の動きが良くなり追視する。目が合う。

治療9回目
体幹の緊張が緩和され、しっかりと呼吸が出来てきた。泣き声が大きく出せるようになる。

治療13回目
うつ伏せでの首の動きがよくなり頭の入れ換えが自力で出来る。短い時間顔をあげられるようになる。

治療30回目
脚が柔らかくなり、オムツを替えるときも緊張が少なく膝もよく曲がる。

治療37回目
肘もうまく使い手を口に入れたり、指しゃぶりが自由に出来てきた。

現在は週に1回のペースで「首すわり」や「寝返り」の獲得を目指し治療を継続中です

 

夜尿症(7歳 女児)

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生まれた時から毎日夜尿、かんしゃく、睡眠時の歯ぎしりがあるという事でご来院されました。

週に1回のペースで治療開始!

1回目の治療後、毎日あった夜尿が週に3日に減りました

その後、かんしゃく、歯ぎしりは大分マシになり、あとは夜尿は週6日続いている状態でした。

そして治療13回目の後、1週間夜尿が無かったとご報告を受けました

それから現在まで夜尿もなく、○○ちゃんも自信がついたのか、毎日楽しく過ごせているとの事でとても嬉しく思います

 

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