患者様の声【症状別】
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症状別カテゴリ
多系統萎縮症(50代 男性)
カテゴリ:その他の難病
一年前から歩行時のふらつき、喋りにくい等の症状が出始め、病院で検査した所「多系統萎縮症」と診断。
今年から服薬開始されたそうですが、今の所症状に変化が無くて、、と言うことで、当院に来院されました。
遠方からの来院ですので「1日2回治療、週2回」のペースで治療開始![]()
初診終了後、『ふらつきがいつもよりマシになった!』『声が良く出て喋りやすくなった』との嬉しいご報告を頂きました![]()
その後も、『針を受けた後は身体が軽くなり、調子も良くなる
』と効果を実感して頂いています![]()
今後も症状の進行悪化を防ぎ、少しでも改善へと導く為に継続治療中です![]()
脊髄小脳変性症について
カテゴリ:その他の慢性病
脊髄小脳変性症とは、小脳と脊髄の連絡線維の変性のことです。
小脳をはじめとする、さまざまな脳の領域の神経細胞が進行性に変性・脱落し、運動失調(歩行時のふらつき、手足が上手く使えない、呂律が回らないなど)をはじめとして、痙性麻痺(足の突っ張り、歩きにくさなど)パーキンソニズム(筋肉が固くなる、動作がゆっくりになるなど)末梢神経障害(手足のしびれ)などある時点でさまざまな神経症状がゆっくりと出現し、進行する神経変性疾患の総称が脊髄小脳変性症(SCD)です。
厚生労働省の統計によると全国で約4万人の患者さんがいます。
孤発性(遺伝性のないもの)と遺伝性の2種に分けられ、6~7割が孤発性です。
孤発性の大部分は多系統萎縮性(MSA)ですが、その他に皮質性小脳萎縮症という、小脳だけが萎縮する疾患がありますがこれも実は多系統萎縮症(MSA)の一部ではないかとも言われています。
多系統萎縮症(MSA)は オリーブ橋小脳が萎縮して起こる小脳系の症状・線条体黒質が変性して起こるパーキンソン系の症状・脊髄、仙髄、脳幹、核などには自律神経系の中枢があり、それらが障害されておこるシャイドレーガー症候群(自律神経系障害)があり、これら三つの系統=多系統が障害するということです。
多系統萎縮症は様々な症状がでます
・小脳失調、パーキンソン症状(パーキンソニズム)
・うつ症状
・睡眠異常
・起立性低血圧による意識喪失
・飲み込みが悪く嚥下障害から起こる誤嚥性肺炎
・発作的に息ができない状態になる気道狭窄
・便秘、下痢、神経因性膀胱、インポテンツ
・発汗異常・・・など
診断基準は2008年に下記コンセンサス声明が出されました
30歳以上で成人発症・進行性、孤発性である事
自律神経障害、小脳症状、パーキンソニズムという3つの系統のうち2つが当てはまる事
現在の診断基準により、自律神経症状、小脳失調、パーキンソニズムの3つあるいは2つの系がそろって診断が確定できる頻度は両方合わせて8割くらいだそうです。
小脳失調だけ、パーキンソニズムだけ、自律神経症状だけ・・の人がMSAと診断されずに、ほかの症状と診断されてしまい、早期治療開始に遅れてしまった・・という例が世界的にあるようです。
<一般的な治療法>
小脳症状の対症療法にはセレジストという薬、パーキンソニズムにはL-dopaが用いられるのが一般的ですが、異常なたんぱく質が神経変性を起こすという考えから神経の機能を戻すという病態仰止治療法が研究されているとのことです。しかしながら、進行を止め病気そのものを治すという根本的な治療法は未だないのが現状です。
<当院の取り組み>
「新脳針」は弱った脳神経細胞に働きかけ、刺激を与え、小脳やその他身体全体の血流をよくすることにより、自律神経症状を改善へと導き、少しでも進行悪化を防ぐのを目的とします。
「新脳針」による脊髄小脳変性症・多系統萎縮症の完治例はありませんが、通常なら進行悪化し歩行困難な方がまだ、ゆっくり介助されながらも歩行できている・・という例はございます。
便秘、立ちくらみ、頻尿、嚥下障害などの自律神経障害が日常生活の質(QOL)を悪くします。
水分をたくさん摂り食事の内容、とろみをつけるなど食べ方の工夫、アルコールを控える、適度な運動リハビリ、カラオケに行く、、、など、ご家庭でできる事に配慮して寄り添ってください。
肩の痛み(60代 男性)
カテゴリ:首・肩・背中・上肢の症状
2ヶ月前に手を伸ばして物を取ろうとしたときに左肩に痛みがあり、そのまま2ヶ月経過。
症状が全く良くならないため来院されました。
詳しくお伺いすると、痛みが出るのは首から肩にかけて。さらにその後方であり、安静時にも肩が張ってくるような鈍痛が出ることがあるようでした。
このような症状の場合、肩関節の問題ではなく頚椎の神経根(神経のねもと)に問題があることを疑います。
そこで神経のテストをすると、陽性の反応が出ました。
筋肉のバランスを見ても左が強く張っており、その中でも神経の通り道を作る筋肉が硬くなっていました。
治療法としては頚椎の動きを良くするための手技と、神経の通り道である斜角筋の治療を中心に行いました。
症状が2ヶ月前からのものなので、初回と2回目では目立った変化が得られませんでしたが、3回目の治療後「痛みの改善」が見られました![]()
今は通院ペースを落として更なる改善に向けて治療継続中です![]()
肩の痛みも、原因は様々です。
そして原因を突き止めないと症状の改善も見込めません。
もし取れない痛みでお悩みでしたら、是非ご相談ください![]()
蝸牛型メニエール病(60代 女性)臨床経過報告
カテゴリ:目・耳・鼻・口の症状
はじめは
・低音が聞こえない
・高音は反響して聞こえる
・ザワザワした所はしんどくなる
など「突発性難聴」の症状があり、
耳鼻科に通院し
投薬治療を試みて3ヶ月が経過するも、あまり効果がない状態で来院されました。
普段から楽器を演奏することが多く、耳にかかるストレスは大きい様子。
また、首や肩のこりも慢性的に強く、それらを解消することも改善につながるとご説明し針灸治療を開始![]()
治療3回目
「聴力検査で変わらなかった”数値”が良い方向に変化しました
興奮して夜眠れませんでした
」と嬉しいお言葉![]()
治療5回目
クルマのタイヤの音が聞き分けられるようになる。
治療7回目
聞き取れる音が増えてきて、音が割れたように聞こえていたのがクリアになってきた。
治療11回目
百貨店などのザワザワした場所でも安心して長居できる。
治療15回目
苦手になっていた電話の話し声もしっかり聞こえている。
治療22回目
聴力検査の結果が前回よりも改善している。
治療48回目
高音、低音共にストレス無く聞こえている。右耳の音の籠りが少しあり気になる。
治療55回目
気にすることが何もない日が増えている。一時的に調子を崩しても、時間の経過と共に良い方向に戻る。
治療開始時は症状に変化が出るまで1週間に2~3回の治療を行い、症状の変化が安定してからは週1回に治療間隔を開けていきました。
現在は当初の症状も安定し、月に1度ほどのメンテナンスを継続しながら、楽器の演奏を楽しんだりと、気にすることなく過ごせているようです![]()
目の奥の痛み(40代 女性)
カテゴリ:目・耳・鼻・口の症状
デスクワークで1日中パソコンの作業をしている患者様
夕方になると目が開けている状態が辛くなり、頭痛、めまい、はきけなどの症状があるとの事で来院されました。
お身体を診せて頂いた所、猫背気味で肩が前方に巻いてくる「まき肩」の姿勢でした。
状態を説明させて頂き、「首・肩コリ整体」と「眼精疲労マッサージ」を受けて頂いた所、目の前が明るくなり頭重感もスッキリしたとの事です![]()
姿勢とストレッチの指導を行い、定期的に来院して頂いた結果、以前の様なきつい症状は出なくなりました![]()
嗅覚・味覚障害(51歳 男性)治療経過報告
カテゴリ:目・耳・鼻・口の症状
約1年半前に、高い所から転落し後頭部を強打した事により「くも膜下出血」を起こし、それ以来ニオイと味が分からなくなり、経過が良くないので当院に来院されました。
症状
◯ニオイは、ほぼ分からない。
たまに分かってもクサイ臭いが石鹸の様に感じたりする。
◯味は、甘味は分かるが、塩味は分かりにくい。
遠方からの来院なので、週に1回、1日2回で治療を開始しました。
1週目の治療で、
「カレーの匂いが分かり、良くなっている感じがする!」と仰っていただき効果を実感して頂けました![]()
2週目、3週目と治療を継続していくと、
「蕎麦の出汁の匂いが分かった」、「柔軟剤の香りが分かった」と良い変化が出て来て、本人からも『8割位良くなった!』というお声を頂きました。
6週目を経過した所で、
仕事の関係で間隔が空き、先日半年振りに来院された時には、「調子は最初の5割くらい良くなっている」との事でした。
少し、調子が戻ってしまいましたが、もっと改善していただける様に継続して治療して行きたいと思います![]()
発達の遅れ(1歳 女児)
表情があまり無く、目も合わない、1人で遊んでいる事が多く、発語も無い。
病院で検査をしたら「発達の遅れがあるかも、、」と言われ来院されました。
2回目の治療後、
公園で遊んでいる時お友達に「よしよし」していて、今までお友達と、ほとんどコミュニケーションを取らなかったのでびっくりしました![]()
とご両親![]()
その後も喃語が増え、目を合わせてよく笑ってくれるようになりました![]()
15回目の治療時には、
声マネで「よいしょっ」、「バイバイ」も言う事が出来ました![]()
自発的な発語を目指して継続治療中です![]()
膝の痛み(40代 男性)
カテゴリ:腰・臀部・膝・下肢の症状
整形外科で右膝の変形性関節症と診断され、その後経過が良くないため来院されました。
お話をお伺いすると、腰の痛みもあるとのこと。
身体全体を診させていただくと左右のバランスが悪く身体のねじれがある状態でした。
このような状態だと膝に負担がかかりやすく、痛みも自然に取れない事が多いです。
状態を把握し、治療を開始します。
まず腰の状態を整え、左右のバランスを調整していきます。
そうすることで両足に体重を分散させる事ができるので右膝の負担も軽減でき、膝の治療効果もアップします![]()
膝の治療ではこのようになぜそこが痛くなったのかを考え、原因を取り除くことが重要だと考えます![]()
5回ほどの治療で左右のバランスは改善され、膝の痛みも軽減されました![]()
治療以外のアドバイスとしては膝まわりの筋肉を鍛えるために運動をして頂くのと、歩き方の指導を行いました。
現在は更なる改善に向けて無理のないペースで通院していただいております。
脳室周囲白質軟化症(PVL) 1歳5ヶ月 男児
カテゴリ:小児の難病・その他
早産で産まれ、約2ヶ月保育器に入っていた◯◯くん。
来院当時は9ヶ月(修正月齢6ヶ月)で主な症状として
・四肢の緊張
・首がすわらない
・目が合わない(追視しない)
といった事が気になると来院されました。
はじめは「四肢の緊張の緩和」を目標に針灸治療をスタート。
治療3回目
手の緊張が少しましで、動きに幅が出てくる。
治療5回目
眼の動きが良くなり追視する。目が合う。
治療9回目
体幹の緊張が緩和され、しっかりと呼吸が出来てきた。泣き声が大きく出せるようになる。
治療13回目
うつ伏せでの首の動きがよくなり頭の入れ換えが自力で出来る。短い時間顔をあげられるようになる。
治療30回目
脚が柔らかくなり、オムツを替えるときも緊張が少なく膝もよく曲がる。
治療37回目
肘もうまく使い手を口に入れたり、指しゃぶりが自由に出来てきた。
現在は週に1回のペースで「首すわり」や「寝返り」の獲得を目指し治療を継続中です![]()
足底の痛み(60代 男性)
カテゴリ:腰・臀部・膝・下肢の症状
ゴルフに行き長時間歩行後に足底部の痛みの症状があり来院。
整形外科を受診しレントゲン検査の結果
「所骨には異常なし」と診断を受け、鎮痛剤を処方され様子を見ていたそうですが、症状が改善されなかったため当院を受診。
診察した所、足底部には圧痛が見られず、問診と触診を詳しくした所、『腰部と臀部に強い反応』があったため、その部分を丁寧に施術し骨盤のバランス整えました。
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