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「あすなろ」という木

カテゴリ:スタッフからお知らせ

堂島針灸接骨院 受付阪口です💁‍♀️

 

 

20代前半の頃におすすめしていただいた小説、

 

【あすなろ物語】(井上靖さん)

 

 

ひとりの人間の少年期から壮年期まで、成長過程の物語が綴られた内容です。

 

こちらの小説の中で

 

「あすなろという木は、明日は檜(ヒノキ)になろうと願っているけど、永遠に檜(ヒノキ)にはなれないのよ」

 

という台詞があり、ふと思い出して、懐かしいなぁと思いながらぱらぱらと読んでいました📖

 

しかし、そんな木存在するのか?。。🤔

 

と、アスナロのことが気になりましたので、調べてみました🌲

 

 

 

◆アスナロ

 

・「ヒノキチオール」という成分が豊富に含まれ、殺菌力と耐湿性が高い。そのため、アスナロで作ったまな板は高級品。

・家の垣根や防風樹としても用いられている。

・強い風を防ぐために公園などの街路樹としても植えられている。

・枯死しても芯まで腐らないほどの耐久性があり、木材としてはヒノキにひけをとらない優良材。

・ユニバーサルスタジオジャパンでクリスマスツリーとして飾られたこともある🎄

 

 

アスナロ、すごい🌲✨

 

 

アスナロを漢字表記すると【翌檜】と書くため

 

「明日は檜(ヒノキ)のようになろう」

 

と、いつかは檜(ヒノキ)のような立派な木になれると信じて努力し、伸びようと、希望と努力の意味が込められ、「あすなろ」と呼ばれるようになったのだとか🙏

 

自分はすでに立派だと思わず、上を目指し成長しようとする姿が、自然界にもあるのですね🙏

 

なんだか人間に近いところがあり、好きだなぁと感じました😊🌲

 

 

 

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