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東洋医学入門

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古代中国に始まり、日本や韓国などで普及し、受け継がれてきた東洋の伝統医学は、西洋医学とは異なる治療体系を持っています。

漢方の材料は、化学薬品を合成した西洋薬ではなく、天然自然の植物、動物、鉱物などをほとんど手を加えず用い、副作用も少なく効果が期待されるものです。

私達の施す「鍼灸療法」では、針、艾(もぐさ)を用い、経絡(けいらく)、経穴(けいけつ)(ツボ)を通して各個人の状態に合わせて身体の不調を取り除く為に治療を行うことが、東洋医学の大きな特徴です。

1981年WHO(世界保健機関)はツボの位置や名前を国際的に統一させ、西洋医学と共に研究進歩をさせる取り組みを世界的に展開し始めたのが現在に至っています。

◆経穴(ツボ)
内臓の体表にある弱電流反応点です。
体表の反応点(ツボ)に痛みや発熱、冷え、硬結などが表れたとき、その内臓にも原因が見られる時が多くあります。

◆鍼灸療法
反応点(ツボ)を用い、病巣に直接刺激を与え改善へと導くことのできる経験医学です。
(古来の東洋医学をベースに研究開発されたのが「新脳針療法」です)

◆あんま(推奈)
中国、マッサージはヨーロッパで、指圧は日本でそれぞれ生まれ発展しました。
叩く、揉む、こねる、摩る、震わす、押す  の、6つの手技があります。

◆吸玉療法
カップで皮膚を吸い上げることにより、体内に溜まった古い血(瘀血)や溜まった血管を広げ、新しい血液の流れを作ります。

「医食同源」は、毎日の食事が薬である…という考えです。中国唐代の医学書(黄帯内経)によると、「空腹時にレバーを食べると食事になり、貧血を治す目的に食べれば薬となる」と記されています。

経験医学から生まれた東洋医学…不思議な力を秘めています

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