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梅雨の時期や湿度が高い日に「お腹がゆるくなる」「下痢しやすくなる」と感じる人はいませんか？
これは東洋医学と現代医学の両面からもある程度説明ができます。

＜東洋医学の考え方＞

東洋医学では、「湿邪（しつじゃ）」という言葉があります。
湿邪とは、外から入ってくる「湿気」が身体に悪影響を及ぼす事です。

湿気が身体にたまると、胃腸の働きが弱まりやすい。

消化吸収がうまくいかず、下痢や軟便、食欲不振になりやすい。

体が「重だるく」感じるのも、湿気による影響。
などの症状が現れると考えられています。

特にもともと胃腸が弱い人や冷えやすい人は、湿気の多い時期に症状が出やすい傾向があります。

＜現代医学の考え方＞

現代医学では、湿気そのものよりも湿気がもたらす環境変化が下痢に関係していると考えられます。

湿度が高いと自律神経が乱れやすくなる！福交感神経が優位になると、腸の動きが活発になりすぎて下痢になりやすくなる。

湿気で食中毒菌も増えやすく、軽い食あたりや腹痛が起きやすい状態になる。

湿気が多い時期は外気温も高いので、エアコンや冷たい飲み物による内臓冷えが原因で下痢になりすい！

湿気による下痢を防ぐには？

体を冷やさない（冷たい飲み物・薄着に注意）

温かい食べ物や消化に良い食事を意識する

腸内環境を整える（ヨーグルト、発酵食品、食物繊維）

お腹周りを温める（腹巻きやお風呂も◎）
エアコンの温度を下げすぎない

湿気対策（除湿機、換気、除湿シートなどで部屋の湿度を整える）

皆さんもお身体体調管理気をつけて下さい。